血色素濃度 血色素とはヘモグロビンのことで、血液中に占めるヘモグロビン濃度のことです。Hbが9.5g/㎗なら血液100㏄中のヘモグロビンが9.5gあるということです。ヘマトクリットと同じく貧血状態をチェックする検査指標です。この数値を3倍すると、ヘマトクリット値に近い数値となります。
赤血球 血液中の赤血球量を表します。RBCが330なら血液1,000分の1㏄に赤血球数が330万個あるということです。平均赤血球容積率(MCV)は、ヘマトクリットを赤血球数で除した値で、赤血球の大きさを表し、基準値は
84~98fLです。基準値に比べ大きいと大球性貧血(主にビタミンB12、葉酸不足)の疑いがあるとされます。ヘモグロビンを赤血球数で割った数値をMCHといい、基準値(男性28.0~34.6、女性26.3~34.3pg)に比べて小さいと鉄欠乏性貧血を疑います。
鉄血液中の赤血球などの血球部分を除いた血清に含まれる鉄量を示します。血清鉄は、血液内で鉄の運搬をするトランスフェリンというタンパク質と結合しています。体内の鉄総量に占める血清鉄は、わずか0.1%で、日中の時間帯によっては変動幅が2倍に達するほど大きく、この数値だけでは貧血の指標とはなりません。重要なのはトランスフェリンと鉄との結合割合を示すトランスフェリン飽和度(TSAT;血清鉄/相鉄結合能×100)です。TSATの基準値は、22~30%です。透析患者の鉄欠乏性貧血の指標とされ、鉄補充療法の開始基準は、TSAT20%以下、フェリチン100ng/ml以下とされています。
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フェリチン 血清中に含まれるフェリチンの量です。フェリチンは、肝臓のほか脾臓、骨髄、筋肉などに多く存在する鉄を含むタンパク質で、役割は鉄の貯蔵です。トランスフェリンにより運ばれてくる鉄を細胞内に貯蔵し、鉄が必要な場合は速やかに利用できるように調整しています。また、フェリチンは鉄と結びついて、鉄の毒性を解消する機能もあります。
過剰鉄の害
エリスロポエチンが効きにくい人では、ヘプシジン(鉄吸収を制御するホルモン)が高値となり、鉄剤の過剰投与と相まって、貯蔵鉄(フェリチン)が過剰傾向にあるといわれています。鉄には強い毒性があり、血清フェリチン濃度が、500ng/ml以上では死亡リスクが、2.7倍に上昇することが知られています。過剰な鉄は、酸化ストレスを増大させ、動脈硬化の悪化や肝臓、心臓、すい臓などに重大な障害を引き起こし、全身性鉄沈着症の原因となります。
栄養ドリンク「エルピス」に配合されているカルニチン、オルニチン、アルギニンなどのアミノ酸類や葉酸、ビタミンB6、B12などのビタミンB類と鉄、亜鉛などの栄養成分が、貧血改善に役立ちます。エルピスをご利用いただいている多くのお客さま方から「貧血が改善した」との報告をいただいていますが、皆様の実感はいかがでしょう?
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